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PUNCH DRUNKARD / THE YELLOW MONKEY
<収録曲>
1. パンチドランカー 2. 球根 3. 間違いねえな 4. ゴージャス 5. 見して 見して 6. クズ社会の赤いバラ 7. セックスレスデス 8. エヴリデイ 9. SEA 10. BURN(Album Version) 11. 甘い経験 12. 離れるな 13. LOVE LOVE SHOW(Album Version) |
外は花冷え( というよりも真冬のような )の寒さ。しかし横浜アリーナが熱くなることは容易に予想が出来る。これからPUNCH DRUNKARD TOURのツアーファイナルが始まる。
「ロッキー」のテーマ曲が流れメンバー登場。吉井和哉はボクサーのようにガウンを羽織い、シャドーボクシングをしながら登場。ついにそういうオチか。ガウンを脱ぐと、黒のシャツ、黒の革パンツ、赤いサングラス( をしてたと思うが、こんな遠くからじゃ顔なんて見えないよ )、EMMAは白のコート、HEESEYは黒と銀の革ジャンプスーツ、ANNIEは赤いシャツ。
セットリストはアンコール以外僕が観た武道館の時と変わらず。序盤から流れが見えて少し拍子抜け。しかしステージ上のメンバーは最初からものすごいテンション。特にEMMAは一人世界に入ってギターを弾いている。後半はやや落ちついてバンドと一体化していたが。
なんとなく変だなぁと感じたのは、ライヴが始まってすぐ。曲を歌い急いでいるように見える。やたら下手( したて )で丁寧なMCと正反対の、「ファイナルだから一段とテンション高く」て、「次の公演がないから声を全然大事にしない」で歌う姿にライヴ中ずっと違和感を感じていた。例えばそれが音響のせいでそう感じてしまったのかもしれないけれど、もっと一曲一曲丁寧に歌ってほしかった。もっともっと心を込めて。 「MY WINDING ROAD」の前にはEMMAを「エマボルタ先生!」と紹介していた。イントロの時に光を放っていたギターは曲の間中、光っていることを発見。ミラーボールが回る中で曲が進んで行くが、やはりドライブ感が感じられない。こんなふうにライヴで聞いた方が格好悪い曲も( イエローモンキーにしては )珍しい。ギターソロのフレーズが最高に格好いいだけに本当に残念だ。 吉井和哉はMCで何度も何度も「ありがとう。」を繰り返した。この長いツアーの過酷さ、またそれをやり遂げたという達成感、そしてスタッフやオーディエンスへの感謝を表現したかったのだろう。ほんの何本かしか観ていない僕にはその辺りの感慨は理解できなかったし、そんなにしみじみするのはまだまだ先でいいんじゃないのかなぁ…と思ったりしたが、ストレートな表現をする吉井和哉に反発していただけなのかもしれない。 終盤で、着ぐるみを着たスタッフがステージに躍り出て、吉井和哉も「負けずに踊れよ」と会場を煽り、壊れたように踊っていた。この一年で得た結束力をこういう形で表現するのもイエローモンキーらしさなんだろうが、僕は思考回路を壊されました( 苦笑 )。
アンコールは「人生の終わり」で始まった。それまでのお祭り騒ぎのような盛り上がりから一転。静かで熱い波が会場を覆い尽くした。
この日、TVと街頭ビジョンで生中継され、多くの人達が「THE YELLOW MONKEY」を目撃しただろう。その姿を、その表情を、その声を、その音を、会場の歓声を。 1999.03.12
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