J-ROCK LIVE NETLIVE REPORT > FANATIC◇CRISIS( ファナティッククライシス )

2000.01.16   @Zepp Tokyo
FANATIC◇CRISIS - CIRCUIT TOUR 2000 MEGA SUPER BALL @ GO GO!!

セットリスト
  1. PSYCHO ATTACKER
  2. PURPLE & PSYCHIC HONEY
  3. Freedom
  4. SUPER BALL
  5. B.R.E.E.Z.E.
  6. 火の鳥
  7. beauties-beauty eyes-
  8. 哀しい色した窓硝子
  9. 存在理由と存在意識
  10. Still Alone
  11. INDEPENDENCE PSYCHO BABYS
  12. Precious Memories
  13. 龍宮
  14. スピードコレクター
  15. MASK
  16. HYSTERIC EARTH
  17. ONE
  18. MARBLE
  19. 独裁者

    - アンコール 1 -
  20. BE YOU
  21. THE.NEVER.INNOCENT

    - アンコール 2 -
  22. [キミガイルセカイ]

    - アンコール 3 -
  23. Love Me


CIRCUIT TOUR 2000
( 2000.01.05−01.16 )
名古屋・ダイアモンドホール( 2days )
大阪・HEAT BEAT( 2days )
福岡・ドラムロゴス( 2days )
東京・Zepp Tokyo
  相変わらず、開演時間ギリギリに会場に入る。なんかすごい人数だ( 2階には立ち見の人もいるみたいだ )。まぁ、東京じゃ、国際フォーラムを埋められる動員数を持っているから、ここを埋めるのはそう難しいことではないんだろう。ライヴハウスにこだわる理由って何かあるのかなぁ…。ライヴハウス好きの僕だが、こう広い会場だとホールと変わらないような気がして…。

■

  努は野音の時と同じようなテイストの衣装( フォークロアっぽい )で、金髪もすっかり馴染んでいる。見慣れると金髪も悪くないかなぁ…と思う( 似合っているとは思わないけど )。長くなった前髪を何度も何度もかき上げて歌っていた。他のメンバーはシンプルだ。shunも和也もRYUJIも、髪が地味。特にshunと和也は、かなり短くて色も抑えめで、いつもより幼く見える( でもギター弾いてるときのshunの目は怖い(笑) )。RYUJIはドラム横に設置された階段の上の方にいる。

  「PURPLE & PSYCHIC HONEY」を歌い始めた努の声は、なんか大丈夫そうな気がする。ただ、間奏の間、袖に引っ込むことがあり、もしかしたらなんらかの対策をしつつなのかもしれない。
  それにしても音量がすごい。ライヴ後、珍しく3日間ほど耳鳴りに苦しんだ。

  「SUPER BALL」はいわゆるoiパンク調の曲で、早くも会場のテンションを上げる。

  「あけましておめでとうございます。FANATIC◇CRISISです。今年もよろしく。」と型どおりの新年の挨拶、いつものMCと比べると堅い。

  「beauties-beauty eyes-」後のMCでは「喉、完治しました。スタッフと大阪、福岡のみんなのサポートのお陰です。今日はツアーファイナルです。楽しんでください。」的なコメントを述べる。聞いた話だと大阪ヒートビートではかなりボロボロだったみたいで、声が出ない( 歌えない )っていうのはヴォーカリストにとって精神的にダメージが大きいのだろう。
  「( そういういろいろなことを経て )あなたに逢いにきました」と、今までの「みんなに逢いに来たぜっ!」ぽいイメージとは違い、少し落ち着いた感じがする。少し大人になったのかな…。
  「ここZeppで演るのは、初めてなんだけど、こんなにたくさん来てくれて( というようなニュアンスのこと )嬉しい。」というMCもなんだかしみじみしている。

  「懐かしい曲を演ります」と「哀しい色した窓硝子」のあと、最新曲「存在理由と存在意識」へ。こういうセットリストのどのへんが"MEGA SUPER BALL @ GO GO!!"なのか、よく分からない。

  shunが、中央のマイクで話し始める。「ここは笑うとこじゃないよ(笑)」と会場に釘を指しつつ、「INDEPENDENCE PSYCHO BABYS」で華麗な( ? )ギターを披露。この曲のギターフレーズは「赤裸々GO!GO!GO!」( THE YELLOW MONKEY )によく似ている。

  「まだまだいけるねー?こんなもんじゃないよねー?」と中盤を過ぎ、堅さも取れたようだが、時々歌えない箇所( 時々マイクから離れる。口は動いているのに )が多く、まだ本調子ではなさそう。

  「スピードコレクター」から「HYSTERIC EARTH 」までは、お馴染みのノリというか、努、壊れ気味。「スピードコレクター」の途中で、RYUJIにすり寄り、不自然に頬を寄せ無理矢理キスしたようにも見えた。

  本編ラストの「独裁者」では、「( ♪ )僕の身体ごと  奪ってよ」とアドリブの歌詞( オリジナルは「( ♪ )僕のすべてを奪ってよ」 )が、なぜか印象的( というか、他の曲でも変えてたかもしれないけどこのあたりしか覚えてない )。

  今日はアンコールの構成が変わっているが「Love Me」を演るまでライヴは終わらないと思っているので、幾度ステージを降りても安心して待っていられる…。

  2度目のアンコールでは、ステージにあらわれるなり、努はおもむろに袖にキューを出し「[キミガイルセカイ]」のピアノのイントロが響き始める。盛り上がり方が今ひとつに感じるのは僕の気のせいだろうか。会場の歌声も元気がないような…。徹のドラミングも、そうテンションは高くない。

  オーラスの「Love Me」はアカペラで「( ♪ )I love you〜」というフレーズを繰り返しながら始まった。曲が進むにつれ、努の声がかすれてゆく。僕の中で「あと少しだから頑張れ」という想いと「もう無理するなよ」という想いが交差しているような気がする。
  これはライヴで聴く何度目の「Love Me」なんだろう。こんなふうに感情移入するようになるとは思ってなかった。そろそろ客観的に観ることもできなくなってきたかな。これはこれでいいような、傍観していた頃が懐かしいような不思議な気持ちだ。

  ちなみにオーラスの曲が終わっても、メンバーなかなかステージを降りないのが特徴( shunやRYUJIはピック投げをしてる )で、「Love Me」のSEが流れる中、余韻をしばし楽しんでいるようにも見える。そしてステージ一列に並び手をつないでジャンプする( 最近、恒例になりつつある )と、ライヴ終了だ。

■

  ちなみにこれは余談だが、ここへ初めて行く前に、「遊園地の一角みたいな場所で、開場待ちをしている。女の子がたくさんいるので、多分FANATIC◇CRISISのライヴなんだろう。目の前には大観覧車。」という夢を見た。どうしてそんなところでライヴがあるんだろうと不思議に思ったが、実際に観覧車を見上げたとき謎が解けた。夢の風景は実際の風景ととても似ていた。

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