祝!犬神ジン生誕34周年記念特別単独犬興行「どこか犬に似ている!」 @ 三軒茶屋・HEAVEN'S DOOR
2007年、犬神の初ライヴはジンさんの誕生日ライヴ。
ジンさんがたくさん歌って、喋って、秘蔵ビデオの上映会があって…盛りだくさんで楽しい内容だった。一部ゆるい感じはあったけれど、演奏は最後まできっちりだった。
僕的には、1ヶ月ぶりに「犬神 明」のドラムを堪能できて楽しかった。白塗りの時と素の時、( 同じようなところもあるけれど )見た目が違うだけじゃなくドラミングも表情も違う。どちらも魅力的、どちらも大好き。
今日、印象深かったのは「愛の亡霊」のBメロ。左手で「ハイハット→スネアのリム→スネアのヘッド」という感じの流れの3拍を、とても繊細なタッチで叩いていた。
セットリスト
( ※トークが多く全てを覚えていないので、MCは飛んでいたり、前後がつながっていない部分あり。「洗脳」と「恋の炎」の順序が逆だったのをジンさんの日記で確認したので、こっちのセットリストが正しいです。 )
( 18:06 )
ジンさんが一人で登場。赤い学ラン着用。自らバースデイソングを歌い、続いて「誕生日とは何の関係もないんですが。」と前置きしてから、ZO-3ギターを弾きながら「愛のメモリー / 松崎しげる」を熱唱。「このまま2時間、やります!」と言って場を盛り上げるものの、「コード表を1曲しか用意してないので、このへんで僕のしもべたちを呼びたいと思います。」と、あっさり次の段取りへ。
SE 今夜も呪いの幕が開く
他のメンバー、登場。明さんはバースデイケーキを持っている。ジンさんは「聞いてないし。」と一言。みんなでハッピーバースデイを歌ってお祝い。ジンさんがロウソクを吹き消すとフロアから拍手が起こり、会場は温かい雰囲気に包まれる。
凶子さんと情次さんはお揃いっぽい赤いネイル。
明 「じゃぁ、いってみようか。」
凶子 「え、そんな始め方? いやぁ。」
明 「(笑)」
- 殺したい女
- 道行き( Bメロは、「左クラッシュ→ライド→右クラッシュ→左クラッシュ」。サビの3連発は、1コーラス目は右手で、2コーラス目以降は左でハイハットを叩きながら右手を突き上げるパターン。大サビ前で「いえーい!」と叫んでいたが声は聞こえるか聞こえないかぐらいの大きさ。曲が終わると立ち上がって両サイドのシンバルを叩く。 )
凶子 「あけましておめでとう。2007年1本目なのよね。変態ベーシスト、犬神ジンのバースデイ。ジン兄、どうなの?」
ジン 「今日は僕だけの為に来てくれてありがとう。」
凶子 「誕生日、今日だと思ってたわ。」
ジン 「( 今日のライヴは )選曲会議なかった。」
凶子 「ジン兄ナイトだから。」
凶子 「今日は犬神一座のジン兄お誕生会。最後まで楽しんでってちょうだいなっと。」
- 愛の亡霊
- 平成デモクラシー
- お金を払って!( 大サビのドラムがアドリブ。 )
凶子 「この曲、久しぶりね。今日の選曲はベース目線だったりするから。バラード、何やりたい?」
ジン 「僕が、すっごく聴きたい曲があって。あ、今日この会場にいる中で凶子の一番のファンは僕ですから。」
凶子 「いいこと言う。くいこんだパンツ直しちゃう( ? )。」
明 「関係ねぇだろ。」
凶子 「じゃぁ、今日、誕生日の…。」
今日じゃない、という反応を受けて
情次 「約、今日。」
凶子 「約、今日、誕生日のジンさんからのリクエスト。」
- 堕落と絶望の少女( 演奏が力強く、バラードなのに激しいロックのような感じになっていたのが印象的。曲の終わりの方で、明さんは目を閉じてドラムを叩いているように見えた。 )
- 肉体の位置( ステージの照明が全て消え、真っ暗になる。曲の中盤辺りからフロア後方の照明がステージを照らす。 )
凶子 「この曲、ライヴで演ったことないわね。」
ジン 「レコ発のライヴで演ったくらいかな。リフ1個しかないから、照明真っ暗でも大丈夫。」
凶子 「( CDでは )ピーっていうところ歌ったわ。男根よ。」( 嬉しそうな凶子さん。 )
「ジン兄、『神の犬』が好きなんでしょ?」と言いながらセットリストに目を落とす凶子さんに
情次 「確認すんなよ。」
凶子 「後ろの方の人には見えないから( そんなこと言わなきゃ )分かんないじゃない。」
- 奇跡
ジンさんに、シド・ビシャスを降霊させて、セックス・ピストルズの曲?
- ロックンロール・スーサイド( 唄・ジン )
( 「♪就職しないで8年目→就職しないで11年目」、2番では「♪30過ぎてもビジュアル系」 )
凶子 「あたい、ジン兄の唄、好きなの。」
ジン 「そんなこと、今まで言ったことないじゃん。」
凶子 「好きだから好きって言えないんだよ。」( なぜかキレる凶子さん。 )
ジン 「持ち歌、あと1曲しかないよ。」
凶子 「じゃぁ、今日、誕生日の…。」
また今日じゃない、という反応を受けて
情次 「今日、ってことにしとこう。」
- 決死隊 其の弐( 唄・ジン )
( 一部、歌詞を忘れ鼻歌でごまかすジンさん。 )
凶子 「あたい、まだジン兄の曲、聴きたい。」
ジン 「今日の為に、しもべたちが曲を作ってくれました。ひどい唄を聴いて、家に帰ってから、またCDでひどい唄を聴いてください(笑)。あ、CDは良く出来てますから。」
情次 「そうでもないよ。」
- 気ままな旅を( 限定CD-R収録曲。唄・ジン )
ジン 「いえーい!! 3曲歌ったら喉がガラガラ。」
凶子 「最初に1曲歌ったしね。この曲、いいわよねぇ。ジャジャジャっ、ジャジャジャって。」
ジン 「ジャジャジャっ、ジャジャジャっ」
情次 「ベタだなぁ(笑)。私が作りました。」
凶子 「詞は明兄さん。」
凶子 「犬神って気ままよね、そんな感じじゃない?」
フロアの反応は今ひとつ。
凶子 「だって、12年間、一度もやったことないのに、急に誕生日ライヴとかやっちゃうのよ?」
情次 「しかも、この後、予定はないし。」
ジン 「僕は来年もやります!」
凶子 「あたい、普通に歌った方が疲れないってことに気づいたわ。楽器隊って大変よね。」
ジン 「くだらない小芝居はこのくらいにして。」
明 「くだらない、って言った?」
凶子 「あたいが、もっとくだらない話をしてあげるわ。」
- くだらない話
- 恋の炎
- 洗脳
情次 「今、世間を賑わしている『誕生日人間ジン』を知ってるかい?」
ジン 「知ってるも何も本人じゃないか。それがどうした?」
情次 「どうした、ときたか。…バカバカしい。ゴミみたいなものを物販で売りやがって。でもこんな世の中じゃぁ、ゴミみたいなものでも売りたくなるよなぁ。」
ジン 「今日はジン兄誕生日。」
情次 「今日はジン兄誕生日。」
凶子 「今日はジン兄誕生日。」( 以上、曲中の掛け合い )
凶子 「ジン兄と初めて会った時の話を。初リハの時から居たわよね。ラスタカラーのニット帽かぶって、妙に馴染んでて。」
明さんは、マイクとスティックを持ち、スローン( ドラムの椅子 )の上に立ち上がる。
明 「俺も、その時に初めて会った。」
情次 「ちょっと説明すると、初リハの時、ベーシストが来られなくなって、急遽ジンを誘った。」
明 「この体格なのに低い声で。」
ジン 「( 甲高い声で何か喋る )」
明 「この体格なのに低いベースで。」
情次 「意味が分かんない。」
明 「馴染んでたよね。」
ジン 「凶子の方が馴染んでなかった。」
凶子 「ジン兄って、対バンライヴの時でも他のバンドさんと社交的に接してるわよね。」
ジン 「人見知りなんだけどね。」
凶子 「人当たりがいい。ここ( 自分のおなかを触って )真っ黒だけどね(笑)。」
明 「まるで、きのう会ったような気が…。」
ジン 「今日、僕の家に来る時、( 道を )間違えた(笑)。」
明 「こんなに長く付き合うことになるとは思ってなかったね。これからも、こんぐらいの距離感で…。」
凶子 「そういうの、やめようよ。犬神って仲良しバンドだと思われてるんだから。」
情次 「初めて会ったのは、もう15年前。学生時代もバンドをやっていて。貴重なビデオを…。」( 盛り上がるフロア。 )
ジン 「あれ( 福袋に入れたビデオ )を探してたんじゃないのか。」
情次 「これ( 秘蔵ビデオ )を探してたら、あれが出てきた(笑)。」
情次 「僕が大学4年、ジン兄が大学3年。マックで編集したんだけど、( ジンさんには内緒で作っていたから )近くに詳しい人がいるのに訊けない(笑)。」
ジン 「これで、やっと繋がった。」
情次さんは「上手( かみて )は観ないように。」と制しながら、大学時代の学園祭の秘蔵ビデオ上映。今とあまり変わらない激しい演奏と、説明テロップにフロアから笑いが漏れる。
情次 「4日間かけて編集しました。」
ジン 「懐かしいなぁ〜。」
情次 「中森明菜さんとかも演ったよね。」
ジン 「ジュディマリも。」
ひとしきり思い出話に花が咲く。
情次 「これ、楽屋で話せばいいんじゃない?(笑)」
ジン 「じゃぁ、帰りの車の中で。」
- スケ番ロック
- ガム( この辺りからフロアのテンションが上がってくる。 )
- 退化( 曲のエンディングではフロント3人が同じポーズをキメる。 )
- 犬神天国〜赤い蛇( 曲の最後、情次さんとジンさんが明さんを指さしドラムソロ風の演奏。 )
- アンコール1 -
- 死にタイム〜自殺の唄
- 白痴
- アンコール2 -
「アンコール、どうもありがとう。ここで何度も演ったわ。」
- 路上
ジン 「今日は僕の為に集まってくれて、どうもありがとう。」
( 20:15 )
エンディングSE 気ままな旅を
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- 関連音源 -
『グレイテスト・ヒッツ』
犬神サーカス団の8thアルバム( ベスト盤 )。「堕落と絶望の少女」収録。
『神の犬』
犬神サーカス団の7thアルバム。「奇跡」、「決死隊 其の弐」収録。
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